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加入度数(ADD)について分かりやすく解説!

コンタクトレンズを選択する時には医師の診断を受けて、その処方箋が必要となります。なかでも視力検査などの様々な検査を行って、その人の視力に適合したレンズを生成しなければなりません。その時に大切となるのが、加入度数(ADD)という数値です。その意味は遠近両用レンズで必要となる手元補正用の数値で、遠くを見るための度数と近くを見るための度数との差のことを言い、度数は「-1.00D」といった数値で表現されます。

近視の場合は遠くが見えないので、遠く見えるようにするため度数を設定します。一方では老眼などの遠視の場合だと手元も見えないので、それに対応した度数を設ける必要が生じます。そのため、手元補正用の数値があれば、近視のための度数と遠視のための度数を表現することが可能となります。例えば、度数が「-3.00D」で手元補正用の数値が「-1.00D」であれば、近くを見るための度数は「-2.00D」で表現されます。

なお実際に現在では、遠近両用レンズを通販ショップで購入することがよく行なわれていたりします。その場合、医師の診断を受けて適合するレンズを探す上では、データとしてその加入度数である補正用の数値が必要となるため、その見方をマスターしておくことは重要となります。